「ペンギンの不思議 鳴き声に秘められた様々な役割」
宮崎正峰著 誠文堂新光社

副題にあるように、ペンギンの鳴き声を研究している著者が学生さんに向けて書いたもの。研究の内容、仕方、環境問題などわかりやすく深く語られています。
主にリトルペンギンについて。鳴き声というのは大事なんですねえ。ペンギンが紫外線の反射が見えるとははじめて知りました。
2018-01-08



「女の子が生きていくときに、覚えてほしいこと」
西原理恵子著 角川書店


りえぞうが「女の子」?と気になってお借りした本。

女の子という言葉には重く優しい愛情が込められておりました。
2017-10-04



「売女の人殺し」
ロベルト・ボラーニョ著 白水社

叙述者が故人の跡を辿ったり、誰かの話しを聞く形式が多い。故人の場合もある。能のようだ。
ワキは漂泊するボラーニョかボラーニョになぞらえた人物B。
表題作はシテのみ。鬼女だ。
描かれる場所は幻のようで。羅列される詩人の名はアラビアンナイトか神話に出てきそうである(私が知らないだけだ)。
2017-07-18



「椿の海の記」
石牟礼道子著 河出文庫

苦海浄土になる前の水俣。
土の臭いや草の緑が狂ったおもかさまのひりひりとした痛みがどしどし押し寄せてくるので怖いようだ。
美女が空の彼方に飛んでいってしまったりする魔術的リアリスムとやらに通じるものがあるように思った。
南国だから?
2017-07-16



「しゃばけ漫画」
原作 畠中恵 (新潮文庫)
漫画アンソロジー2冊

佐助の巻
萩尾望都
雲田はるこ
つばな
村上たかし
上野顕太郎
安田弘之
柴田ゆう


仁吉の巻
高橋留美子
みもり
えすとえむ
紗久楽さわ
鈴木志保
吉川景都
岩岡ヒサエ


豪華である
2017-01-22



「あやとりの記」
石牟礼道子著 福音館文庫

描かれる世界があまりにも美しくて圧倒される。
2016-12-12



「苦海浄土 わが水俣病」
石牟礼道子著 講談社文庫

水俣病患者、その家族を見つめる透明な眼差しからのりうつったかのような描写は巫女のようにも感じました。
石牟礼さんが彼らから受け取った不知火海のビジョンは美しく、まさに浄土でした。
2016-11-20



「水はみどろの宮」
石牟礼道子著 山福朱美画 (福音館文庫)

言葉が時間がぐるぐるとつるが歌いながららせんを描いていくような素晴らしい物語でした。


2016-05-24



「百年の孤独」
ガブリエル・ガルシア=マルケス著 鼓直訳 (新潮社)

異様に濃ゆいブレンディア家の人々の繁栄と滅亡。
印象的なのは家に群がるシロアリとなんでも食べるアリとそこかしこに萌え出づる植物、空飛ぶオレンジ色の円盤、空中を泳ぐ魚、そして美女を連れ去る風。

エレンディラがちょいと出てきた。
2015-08-15



「マックス・カラドスの事件簿」
アーネスト・ブラマ著 吉田誠一訳(創元推理文庫)

サブタイトルがシャーロック・ホームズのライヴァルたち。
盲目の名探偵マックス・カラドスの活躍、八編。日本語訳されてないものもあるようで、もっと読みたい。

2015-08-10



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